2020.08.05
リターンという言葉を辞書で引くと、「戻ってくる」、「返ってくる」の意味だと書いてあります。
投資の世界の「リターン」も同じ意味で使われています。
投じた資金がどれだけ増えてまたは減って、返ってくるか(戻ってくるか)を示す言葉として使われています。
100万円を投資したとします。
2年経過した時、投資したお金は105万円になっていました。
この場合、このように表現します。
2年間の「リターン」は5万円です。
投資の「期間リターン」は5%です。
投資の「年率リターン」は2.47%です。
(リターン5% という表現があった場合、年率であることが多いと思います。)
一般的に、リターンの計算は1年や5年といった一定の期間で計算されます。
投資した資産の価格は日々変動しますから、始点と終点の価格がどうなっているか?で大きく変わってしまう事があります。
例えば、ある投資した資産の5年間の価格が下記のように動いた(青線)とします。
5年の期間リターンは+35%(年率 +5.13%)でお金は順調に増えていますが、
1年の期間リターンは-3.57%(年率 -3.57%)で、リターンはマイナスになってしまっています。
同じ投資資産のリターンなのに、期間を変えると大きく変わってしまいます。
リターンは気まぐれ。
だからこそ、できるだけ長い期間のリターンを参考にしたり、複数の期間のリターンを確認しましょう。
※本ブログは執筆者の個人的見解に基づいて書かれたものであり、当社の公式見解を示すものではありません。
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