2019.07.24
あります!
ここでいう「投資」の前提は、1年や2年といった短い期間ではなく
数十年にわたる長期的な「資産運用」です。
3つあります。
1つめのコツは、時間を味方につけること。
長期であればあるほど、うまくいく確率は高まります。
『資産運用するほどのお金はないから、貯まってからはじめるよ。』
という方が多くいらっしゃいます。
一般的に投資信託は1万円から購入できます。最近では、1000円や500円から購入でき、自動的に毎月積立ができるサービスもいくつかあります。
「時間を味方につける」ため、すぐにでも始めましょう。
いつ始めるかではなく、どれだけ長く運用できるか。なのです。
例えば、運用利回りが年率7.2%(1年複利)の金融商品を100万円で購入した場合、
10年後には、運用残高が2倍の200万円になります。
年率7.2%でお金が10年働いてくれると、投資資金は約2倍になるのです。
20年後には、その2倍の400万円。30年後にはさらにその2倍の800万円になります。
「時間を味方につける」というのはこういう意味です。
2つめのコツは、資産を分散させること。
ずいぶん前のことですが、私が講師をしたセミナーで、ある会社の株を勧めてしまったことがあります。その会社ならば倒産しないだろうし、配当もいいから。という安易な判断でした。
その後、その会社はある事故をきっかけに、株価が大きく値下がりすることとなりました。私は猛省しました。
この世の中に絶対はない。だからこそ、リスク(変動要因)は1つにしない。これは投資のイロハのイです。
リスクの影響を完全に防ぐことはできません。ですから、リスクとの付き合い方は「分散すること」です。防ぐことができないから対策をしておくのです。
1つの銘柄、1つの業界、1つの資産、1つの国、1つの地域 に集中させない。
できるだけ多くの種類の資産に分散することが大切です。
このような資産運用を「国際分散投資」といいます。
また、買うタイミングを何回かに分けるという、購入タイミング(時間)の分散も有効です。
※積立投資は時間分散の投資方法です。
1つめ、時間を味方につけて長く投資しましょう(長期投資)。
2つめ、資産の種類を分散し、資産を買うタイミングも分散しましょう(分散投資)。
そして3つめのコツは、「途中でやめないこと」です。
この続きは次回 投資にコツってありますか? ~後編~ で詳しくお伝えします。
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