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投資信託の魅力って?(9) 儲け話を正しくとらえよう

2019.07.23

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投資信託の魅力って?

(9)儲け話を正しくとらえよう

『投資信託で100万円儲けちゃった』という話を聞いたら、どう思いますか?
私も『いいなぁ~』と思うところもありますが、『もっと、よく考えてみなくてはいけない』とも思います。
例えば、私は下記1~4のようなことを考えます。

1.いくら投資して100万円儲けたの?

  • A.200万円を300万円にして、100万円儲けた
  • B.1億円を1億100万円にして、100万円儲けた
    では全く違います。
    分かりやすいように極端な例ですが、Aのほうがもちろんいいですね。

    投資信託のリターンは、「儲け÷元手」で計算されます。
    A.100万円÷200万円 = 50%
    B.100万円÷1億円 = 1%

    Aは、元手が1億円あったら、Bの50倍の5,000万円儲かったということです。

    2.どれくらいの期間で100万円儲けたの?

  • C.半年で100万円儲けた
  • D.5年で100万円儲けた
    これも全然違いますね。

    例えば、200万円が元手だとすると、リターンは100万円÷200万円=50%
    C.半年で50%とすると、1年あたり100%
    D.5年で50%とすると、1年あたり10%

    この1年あたりのリターンを「年率換算リターン」と言います。
    ※上記の例は単利計算(単純にリターン÷年数)していますが、本来は複利計算されます。

    Cはもし5年間同じリターンだったら、Dの10倍の1,000万円儲かったということです。

    3.購入してから順調に儲かってるの?

  • E.購入してから順調に上がり続け、100万円儲けた
  • F.上がったり、下がったりしながら、100万円儲けた

    Fの場合は、途中で0以下になっている(=損失が出ている)時もあります。
    Eと比べると、Fは「今がたまたま、すごく儲かっているだけ」の可能性があります。


    4.今後はどうなる?

  • G.そのまま上昇
  • H.これから下落

    今まで上がり続けても、一転、Hのように今がピークで、今後下がる可能性もあります。


    結論

    「100万円儲かった」といっても、100万円という金額だけでなく、 元手に対する割合や、利益を獲得するのに要した期間を考慮する必要があります。
    また、今の儲けの大きさだけでなくて、過去の値動きも確認しないといけません。
    ※値動きの大きさは リスクで あらわされます。
    そして、今は儲かっていても、今後下がる可能性も含んでいるという事を忘れないでください。


    ※本ブログは執筆者の個人的見解に基づいて書かれたものであり、当社の公式見解を示すものではありません。 また、情報提供を目的としたものであり、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。

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