債券を買うってどういう事だろう?

2019.01.23

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7.債券を買うってどういう事だろう?

債券のしくみ

債券を買う。ということは、その会社の借金の貸し手になる。ということです。

【債券の発行】

そのお金は、資産を購入するなどの投資に使われます。

【資金の運用】

債券を買ってくれた投資家には、最初に決められた条件の通りに、会社から利息が支払われます。

【利息の支払】

満期になると、債券を購入したときの元本が返済されます。

【元本の返済】

会社が途中で利息が払えなくなるような事態にならないように(投資家保護)、債券を発行しようとする会社は、財務状況などを厳しく審査されます。

この厳しい審査を通過した会社だけが、債券の発行による資金調達が可能になります。

会社が赤字になろうとも、通常は借金(債券)の利息は返済されます。

このようなことから、一般的に債券投資は株式投資よりも比較的ローリスク・ローリターンとして知られています。

おさらい

債券

債券は、会社にとって返済義務のある借金です。多くの場合、約束どおりの利息が得られ、元本も戻ってくるので、利益の変動が小さく、将来の利益予想も比較的容易です。安心な投資ですが、その分利益(リターン)は少なめです。
※債券は比較的ローリスク・ローリターン

株式

株式は、会社にとって返済義務のない借金です。したがって、会社が赤字の年度にはその年度分の株式購入者(株主)の利益(配当)はありませんが、会社が黒字の年度には、その会社の利益がすべて株主のものとなり、一部は配当として獲得することができます。こうした事情から株式の価格は会社の業績に影響を及ぼす様々な要因によって大きく変動します。将来の利益を予想することは比較的困難であるため、大きな利益を獲得できるチャンスがある一方で、その分リスク(価格変動)も大きい投資です。
※株式は比較的ハイリスク・ハイリターン

  ※本ブログは執筆者の個人的見解に基づいて書かれたものであり、当社の公式見解を示すものではありません。

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